114歳の武術家、健康の秘訣は生トマト=中国重慶市

【大紀元日本9月15日】3世紀にまたがる人生を送り、呂紫剣さんは今年10月15日で114歳になるが、現役の武術家。1893年、清朝の光緒19年に生まれ、現在重慶市に住んでいる。高齢にもかかわらず、呂さんの身体は非常に健康で、敏捷であるという。かつてはカンフー3大名人の一人に称えられたほどの実力を持ち、今でも70キロの男性を一押しで5mも飛ばすことができるという。

呂さんを取材した「看中国」の記者によると、呂さんが座ったまま両上腕を立て、その間に記者の両手を差し込み、開こうとして思いっきり力を入れても呂さんの腕はびくともしなかったという。

7歳の時から武術を習い始め、鍛錬を重ねた呂さんは、数々の武術コンテストに出場している。肩幅は広く、腕の筋肉は逞しく、腕力では簡単に壮年の男性を負かすことができるという。呂さんは、山を上れば、その動きはまるで羽のように軽く、顔面にはほとんど皺がなくツヤツヤとしている。

国連から「健康老人」の称号を与えられた呂さんは、毎朝7時に起き、午前中はカンフーの練習に励む。午後には瞑想、絵画、読書などを楽しみ、友人を訪ねる。彼は活気があり機敏で、まるで若者のように快活だ。

呂さんは菜食主義者で、好物はトマト。毎日1時間半瞑想し、午後11時には就寝する。

呂さんによると、彼の健康の秘訣は生のトマトで、毎日食べているという。

(翻訳/編集・田中)