中国広東省:鳥インフルエンザ感染の疑い、アヒル9800羽死亡

【大紀元日本9月16日】中国農業部は9月15日、広東省広州市番禺区のアヒル飼育農家で、今月5日から13日までに計9830羽のアヒルが死亡したことを発表した。

報道によると、9月14日、広東省動物疫病予防制御センターは死んだアヒルを検査し、H5N1亜型鳥インフルエンザだと診断し、検体はすでに国家家禽鳥インフルエンザ参考実験室へ送付し、現在は分析確認中だという。

農業部の発表内容によると、14日までに、地元ではアヒルをすでに3万2千羽を処分したという。

農業部の公告が発表される前に、中国メディアも広州市に多くのアヒル飼育農場で、アヒルが相次いで死んだ情報を報道したが、死亡原因はいずれも急性伝染病による細菌併発感染症だという。

中国は世界における最多数量の家禽を有しており、多くの人は飼育されている家禽はウイルスの伝播が早くなると懸念している。科学研究者は、鳥インフルエンザ・ウイルスは突然変異することがあるとし、人と人の間の感染が可能になると指摘し、ウイルスが全世界へ広がる可能性もあると強調した。

これまでに、世界における鳥インフルエンザ感染者は25件で、すでに16人が死亡した。

(翻訳/編集・余靜)
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