強制的立ち退き、老人死傷者続出=中国武漢市
【大紀元日本9月24日】中国武漢市で最近、強制立ち退きの際に暴力を受け、多くの老人が負傷し、あるいは死亡に至る事件が多発した。中国人権法律、社会に強い関心を寄せている関係者は、不動産開発事業における企業と行政の癒着や人権蹂躙を非難した。特に、武漢京漢大道周辺の「河南村」と称される地区では、立ち退きのために暴漢らに襲撃される事件が多発した。地元の住民は、鉄棒やハンマーの武器を手にした少なくても数十人、多い場合は百人以上、土地開発業者が雇用したとみられる暴漢らに襲撃される。住民たちは、立ち退きに同意させるように恐喝することが目的だと指摘した。
「河南村」の匿名希望住民によると、多くの住民は暴力による威嚇および嫌がらせを受けて、次々と村を離れたという。住民らは土地開発業者および警察側共に交渉を行ったが、まったく何の役にも立たなかった。住民は、「立ち退き担当部門が暴漢を指図したとの指摘について、全面否定した。事件後現場に現れた警察も、いつも暴漢らが去った後に現れる。公安局は暴漢を1人捕まえれば、事件成立し処理してくれると言うが、年老いた村民は、誰も暴漢を捕らえられるはずがないのだ。まったくの冗談だ」と嘆いた。
*身元不明暴漢らに襲撃
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。