中国上海当局、建設中のビル群を強制爆破
【大紀元日本9月24日】香港商人・孫燕彪氏が出資した建設中の上海大規模ビル群は21日、上海市政府に強行爆破され、11階建てのビル群は一瞬にして視界から消えた。孫燕彪氏の妻は現場に駆け付けた際、私服公安職員8人により取り押さえられ、「なんて悪どい、この政府はなんて悪どいの!」と嘆くことしかできなかった。
香港「東方日報」によると、孫燕彪氏は、2億8千万元(48億円相当)を投資し、12年を経てただ一面の廃墟と未完の訴訟だけが残った。「もし裁判所が受理しなければ、私は香港の中聯弁で座り込みをして抗議する」と上海市徐匯区政府に弁償を求め続けることを誓った。
孫氏によると、香港と上海を駆け回って、香港特別行政区長官・曾蔭権氏にも手紙を送って助けを求め、香港政府駐上海経済貿易事務所も事件の解決に協力すると表明した、しかし、現地政府がこんなにも早くビル群を爆破するとは思わなかったという。
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