アムネスティ、ミャンマーに武器供給する中国を非難

【大紀元日本10月4日】ミャンマーで僧侶と市民の反政府デモが軍事政権に武力弾圧された問題について、国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは同軍事政権への武器供給の禁止、弾圧の中止を実現させるためには、国際社会の圧力は重要不可欠と呼びかけた。

同人権団体は10月1日、中国当局は1988年から同軍事政権に武器を供給し続けていると非難し、国連安保理に対し、ミャンマーへの武器禁輸の実施を促し、同軍事政権に武器を供給する中国とインドに対し、すべての武器取引の停止を要求した。

ミャンマー国家テレビが、8人の抗議者と1人の日本人ジャーナリストが弾圧で死亡したと報じていることについて、同人権団体のスポークスマンのハウザ氏は、実際の死者数が数百人に達する可能性を指摘し、「逮捕者は独房に監禁され、いかなる人とも接触できない。そのため、今回の事件で逮捕された人々は非常に危険な状況に晒されている」と懸念し、唯一の解決方法は同軍事政権に圧力をかけることだと述べた。

(翻訳/編集・叶子)
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