第17回党大会に向け、陳情者1万人が連名嘆願書
【大紀元日本10月11日】今月15日に開幕する中国共産党第17回党大会に向けて、中国全土からの訪民(陳情者) 1万2千人がこのほど、連名で嘆願書を提出し、胡錦濤・国家主席に対し、憲法に従って国を治め、科学の発展を重視する観点で調和社会を構築していく方針から、陳情者が訴えている様々な問題を解決し、長い間に蓄積された陳情者の問題を解決する具体的な方針・政策に転換することを呼びかけた。
米国VOAの報道によると、中国30省の訪民1万2千人は10月8日、第17回党大会に向けての提案として中共最高指導部に嘆願書を提出した。
中国国内メディアは少し前に、5年前の第16回党大会以来、陳情者の問題に取り組んだ成果として、改善がなされ、集団抗議事件などが減少していると報じた。ところが、中央宣伝部が出版した「2007年政治論議の要点について」では、この問題の対策としては、まだ初歩段階、つまり、十分な成果が出ていないとしている。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。