韓国裁判所、中国人民主活動家を難民認定

【大紀元日本10月11日】 韓国裁判所は10月9日、中国民主化運動の活動家、中国籍の2人を政治難民として認定した。韓国政府による中国人民主活動家への難民認定は初めて。

聨合通信社によると、韓国にある中国民主化運動を推進する某団体の幹部2人がこのほど、法務部に難民認定の申請を却下されたため不服として訴えた。今回、ソウル行政法院第12部は原告の訴えを認めた。

当事者である2人の中国国籍の活動家は2005年に、韓国政府に難民認定の申請を申し出たが、却下された。

報道によると、この2人は2002年1月、中国共産党の独裁に反対する内容の書簡を韓国政府に提出するために韓国に入国した。しかし、彼らの計画が制止された。その後、彼らは韓国にある中国の民主化を求める団体に加盟し、天安門事件に抗議する集会を行ったりして、民主化運動に携わってきたという。

(翻訳・叶子)
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