欧州議会:中国の人権と信教の自由に関する共同記者会見
【大紀元日本10月15日】欧州議会は10月10日午前、中国の人権と信教の自由に関する記者会見を開いた。スコット副議長が司会を務め、「国境なき人権」(Human Rights Without Frontiers)のフォトレ主任や、欧州議会のトマス・マン議員、イスタバン・センティマンニ議員などが参加した。
スコット副議長は、EUのペッテリンク議長に書簡を提出し、中国当局による法輪功修煉者および人権弁護士・高智晟氏などへの持続的迫害を問題提起したことを挙げ、迫害の状況および1999年以降3千人以上の修煉者が拷問され死亡したことに関する報告書を、国際刑事裁判所事務局に提出したのを明らかにした。同裁判所の提案に応じ、欧州議会はジェノサイドの国際公約に基づいて、正式な文書を提出する予定。
欧州連合と中国当局の人権対話は10月15日に北京で開かれる予定。スコット副議長は中国当局に対し、対話するまでに法輪功修煉者の曹東さんと張蓮英さん、人権弁護士・高智晟氏の釈放を要求した。欧州連合は今回の人権対話で、上記の迫害事案を提起する見込み。
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