七中全会闘争白熱化、党内崩壊寸前
【大紀元日本10月16日】第十七回党大会の予備会議として、3日間にわたり開かれた中国共産党(中共)第十六回七中全会は10月9日に北京の京西賓館で開催され、胡錦濤・総書記による政治報告の事前聴取と討論が行われ、前上海市委書記・陳良宇、山東省前副書記・杜世成が党より除籍されたことが再確認された。
一方、開催期間が4日間にわたる第17回党大会では、中共の党規約の修正案、中央紀委業務報告を審議することが行われる。この内容は、中国官製メディアが10月12日になってはじめて報道した。
第16回七中全会は無事閉幕したが、上層部の内部抗争を隠すことはできなかった。アナリストらは、今回中共における派閥争いの異常現象は、矛盾が激化した現れであるとし、内部崩壊はいつでも起こりうると分析している。
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