北京五輪投入資金20億ドルに、保安対策増強

【大紀元日本10月25日】10月19日午前、十七大最後の記者会見で、北京五輪組織委員会執行副会長の劉敬民・北京市副市長は、2008年北京五輪の準備状況について紹介した。現在、五輪の投入資金は20億ドル余りに上り、予算の16億ドルをはるか超えているが、アテネ五輪の24億ドルには届かなかった。増加の原因は、主に安全対策業務の増加と、為替レートの変動によるものであるという。

劉副市長によると、五輪安全対策業務について、中国はすでに効率の高い保安指揮システムを完成させたという。中国公安部の指揮で、警察及び軍隊などに関連する各国家部門で、五輪安全対策協調チームが構成された。この国家レベルの安全対策チームの責任者は、劉京・公安部副部長が兼任することになっている。北京、天津、上海、青島、瀋陽、秦皇島などの競技地区も公安部門が指導して安全対策指揮部を結成した。香港特別行政区もそれに対応した部門を設置した。

2008北京五輪の安全のため、中国はすでに周到細密な計画が立てられた。その取組みは初期段階から準備されており、競技施設は設計から工事までの全過程は関係部門の監視の下で行われているという。そのほか、今回の五輪は先進技術も導入している、各重要な試合の入場券にID情報を埋め込むRFID技術を採用し、直ちに入場者の身分を識別できるという。

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