中国太子党の星、中央の政治舞台から失墜

【大紀元日本10月24日】これまで在職していた中央政治局常務委員会の内、曾慶紅(68)、呉官正(69)、羅幹(72)の三人が、その職を失い政治の表舞台から去ることになった。

BBCなどによると、22日午前に行われた第17期中央員会第一回全体会議で、この三人は党中央の重職に再任されることはなかった。

今回の発表は、胡錦涛政権が代表するニュージェネレーション「第四世代」が行う全般的な改革の第一段階とみなされている。これまで在職していた三人が、党中央に再任されなかったということは、新たな血液が輸血されたことを意味する。

9人から構成される党中央の政治局常務委員会は、国家の意思を決定する最高機関として知られる。

この夏、党内序列第四位の黄菊元副首相が死去したことにより、政界の再編が目視されていた。

会議ではまた、胡錦濤首席の「発展の科学的な概念」を党の大綱に盛り込むことを決定した。

胡錦涛氏は、22日の全体会議で、順当に総書記の地位に再任された。

ニュージェネレーション

父が革命の闘士であった曾氏は、党内の序列では第5位にランクされ、以前は江沢民・前主席の腹心として幅を利かせてきた。

外電の現地記者などによると、今回の會氏退任劇で、胡氏は旧勢力である江沢民派の一掃を進め、国内政局の掌握を安定化させたものとみられる。

中国を統治する党会議

党の綱紀をみていた呉官正氏と長く中国共産党政治法律委員会書記(司法、検察、公安部門を主管)を担当してきた羅幹氏もまた、中央政治の表舞台から退陣した。

外電特派員には、誰が第四世代に与するものかという推測がかなりあった。

会議は、初めから終わりまで全体的かなり演出されたもので、閉会式では革命色の濃い国歌が議員らによって斉唱された。

しかし、議員らが天安門広場の端にある人民大会堂を出ると、叫び声を挙げる陳情の抗議者らは警察によって迅速に拘束された。

太子党

曾氏はかつて、北京の清華大学でエンジニアリングを学んだテクノクラートで、対米交渉では辣腕を振るった。

曾氏は所謂、中国の「太子党」の星であり、党の最高層で国家の権益を独占する一族の一人であった。

彼は1980年代中頃に上海市党委員会の書記長であった当時、江沢民の側近として働いた。

江沢民が、1989の天安門事件後に北京に招聘された際、彼がアドバイザリー顧問として連れてきたのが曾慶紅であった。

曾氏は、2002年11月に党中央の常務委員に選出され、その五ヶ月後に胡錦涛政権下で国家副首相に任命された。

(翻訳・青嵐)
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