師濤記者逮捕事件:ヤフー、中国当局からの情報入手認める
【大紀元日本11月5日】ヤフー上席副社長マイケル・キャラハン氏は、中国人ジャーナリスト・師濤師の逮捕案件で中国当局に協力したことについて、米議会への説明は不十分だったと陳謝する声明文を発表した。
ヤフーのキャラハン氏は11月1日、声明文を公表し、中国ヤフーの顧客で、記者の師濤氏が中国当局に逮捕された案件について、ヤフーは中国当局から多くの情報を知り得ていたことを認めた。
湖南省長沙市の「当代商報」紙の編集部主任を務めていた師濤氏は、匿名にてヤフーの電子メールで海外のサイトに送信、中国当局がメディアに対し、天安門事件の報道を禁止することを明らかにした。後に、ヤフーは中国当局の情報提供の要求に応じ、顧客である師濤氏のメール利用情報や、メールの内容などを提供した。それが証拠となり、2005年4月に中国当局は師濤氏に、不法に国外へ国家機密情報を漏洩した罪で、禁固刑10年を言い渡した。
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