イランへの国連追加制裁協議、中国当局の欠席により中止

【大紀元日本11月19日】イランの核開発問題で、国連安全保障理事会5カ国とドイツ代表がイランへの追加制裁を検討する協議が、中国当局の欠席により、中止になったことが明らかになった。

国際原子力機関(IAEA)は15日、イランが軍事転用可能なウラン濃縮施設を完成させ、ウラン濃縮用の遠心分離器3千台を設置したとの調査報告書を公表した。それを受け、19日に、イランへの追加制裁を討論する国連安保理の協議が予定されていたが、中国当局は「日程の都合がつかず出席できない」と欠席を表明し、協議が中止となった。

その背景には、中国当局はイランへの追加制裁に反対する経緯がある。ザルメイ・ハリルザド米国連大使が11月15日、中国当局がイランへの追加制裁を阻止するなら、外交ルートによるイランの核開発問題解決の失敗責任を背負わなければならないとけん制していた。

国連安全保障理事会はこれまで、イランにウラン濃縮活動の停止を繰り返し求めてきた。「追加制裁を強く求める米国は再び、中国当局に足元をすくわれた格好」「中国当局は国連安保理において、北朝鮮や、イラン、スーダンなどの国々への制裁に度々反対する姿勢を示し、制裁を難航させている。このことは、国際平和を脅かす恐れがある」などと、中国問題の専門家は指摘する。

(翻訳/編集・叶子)
関連記事
[17日 ロイター] - 米国土安全保障省(DHS)は17日、イラン政府が後ろ盾するハッカー集団が、医療や運輸などを含む広範な部門の米企業に対し破壊的なサイバー攻撃を仕掛けているとするサイバーセキュリティ警告を公表した。 警告書は連邦捜査局(FBI)とDHS傘下のサイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)が共同で作成。ハッカー集団はマイクロソフトとフォーティネット
中共ウイルス(新型コロナウイルス)の世界的な流行と同時に、使い捨てマスクや手袋、フェイスシールドの廃棄物が急増し、一部は海洋に流れ込んでいる。カリフォルニア大学などの研究によると、感染症関連の廃棄物は年800万トン以上発
中国、ロシア、イランの3カ国がインド洋で合同軍事演習を行う予定があると、ロシアの駐イラン大使が明らかにした。時期は、グアム周辺で行われる日米豪共同訓練「コープノース」と重なる。この動きに対し、米中央軍の司令官は、米軍は中東でますます厳しい軍事競争にさらされていると話した。
中国共産党は対外宣伝を強化するため、中国に住む外国人の動画作成者を資金面で支え、プロパガンダに利用している。このほど英紙タイムズは、ある英国人親子のユーチューバーが中国公的支援を受けていると報じた。
ドナルド・トランプ陣営弁護団のひとりであるジェシー・ビノール(Jesse Binnall)氏は、動画大手ユーチューブ(YouTube)が、上院国土安全保障・政府問題委員会の不正選挙に関する公聴会における自身の一部発言を削除したとSNSに書いている。