ウクライナ大統領、共産主義の暴行を非難する時が到来
【大紀元日本11月27日】ユシチェンコ・ウクライナ大統領は11月24日、全世界が共産主義の暴行を非難する時がすぐ来るとし、その前にウクライナは「真っ白いワイシャツ」を着て、体の中に残っている共産政権の烙印を取り除かなければならないと発言した。また、邪悪は邪悪としか呼べず、それを支持したものも必ず罰せられるとも語った。
ウクライナの首都キエフで24日、1932-1933年の大飢饉記念日の活動が行われた。ユシチェンコ大統領、前女性首相のユリア・ティモシェンコ氏と宗教団体代表などが参加した。
ユシチェンコ大統領は、ボルシェビキの犯罪やスターリンの犯罪、ファシストの犯罪について、それらはすべて「人類を憎む」という共通の性質をもっていると指摘し、「全世界が共産主義の暴行を非難する時がもうすぐ来る、それがこの空間で多くの無実の人たち、例えばロシア人、タタール人、ベラルーシ人、ユダヤ人、ポーランド人やその他の民族を虐殺した」「実は私達の悲しみと怒りは孤立したものではないのだ。ここでこの広場で、すべての正義の力を合わせてこの全体主義とその生命への蔑視に反対するよう全世界に呼びかける」「私達の悲惨な歴史は全世界の民族への警告だ。私達は自分たちの苦痛や過程、悲しみを誇張したり、弱めたりしない。私達はすべての民族に教えたい、まずいっしょに共産主義の地獄を通り抜ける人に教えたい」と語った。
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