北京:3千人直訴者強制連行、法律制定日の意義問われる

【大紀元日本12月7日】中国中央政府が定めた「法律制定宣伝日(以下、法宣日)」の12月4日に、キャンペーン活動に参加するために、早朝7時より、北京から200人あまり、地方から3千人近い直訴者たちが中央ラジオ放送局に集った。しかし、早くから中央ラジオ放送局の前で待機していた警察車両40~50台に押し込まれ、馬家楼収容センターに強制連行された。

目撃者の羅さんによると、現場には私服および制服警察500人が待機しており、現れた直訴者を全員強制連行したという。ヘルメットなど完全装備した警察は拘束された直訴者を監視し、乗車拒否する直訴者は警察に殴られたり、蹴られたりしたという。また、直訴者ではない北京女性も警察に首根っこを強く摑まえられて、蹴っ飛ばされながらバスに押し込まれたという。

一方、直訴者らは、現場で取材をしている数人の外国人記者を見つけて、直訴の材料を渡したりした。午前9時頃、ある日本人記者は警察に人群れから遠く離れた場所まで連れ出され、身分証明書の提出を求められ、尋問された後、強制的に現場を退去させられた。

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