「未来中国論壇」、中国暫定政府設立準備の呼びかけ

【大紀元日本12月8日】米国、オーストラリア、欧州などの在外中国人が2006年7月に民主中国の青写真を構築する組織として設立した「未来中国論壇」はこのほど、「中国暫定政府の設立」と名づけた呼びかけの公告を発表し、中国共産党の解体を目指すことから、中国暫定政府の設立を準備するのは自らの責任であると宣言した。また、暫定政府準備委員会は、暫定政府がより広範囲にわたる基礎の上で構築されることから、「誠意をもって各界のエリートを招き、中国暫定政府設立の盛挙を共にやり遂げよう」という趣旨で、国内外の有識者に参加を呼びかけた。内容は次の通りである。

2006年7月「未来中国論壇」が設立されて以来、国内外各界人士が論壇にて、中国暫定政府設立の必要性と緊迫性について討論を重ね、設立する際の各種具体的な方案も提出した。

中国共産党(中共)第十七回党大会の前までは、中共が自発的に政治体制改革することに幻想を抱き、中共が今後の中国政治領域でも一席を占めるよう期待していた人々もいた。しかし、中共第十七回党大会は政治体制の改革を拒絶し、人々の中共に対する幻想を徹底的に打ち破った。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。