中国、米軍艦の香港寄港拒絶=裏に潜む中国最高指導部の権力闘争

【大紀元日本12月8日】米空母キティホークなど太平洋艦隊所属の艦艇を含め、米軍艦の香港寄港が最近相次ぎ中国当局に拒絶された問題について、ワシントンの外交、軍事筋はは、当局が挙げている寄港拒否の理由は説得力を欠けているとの見方を示している。米国国防省の関係者は中国最高指導部の内部権力闘争は、本件と関連しているのではと、初めて指摘した。中国問題の専門家は一連の動きについて、具体例を挙げ分析を行った。

キティホークなどは11月下旬、中国当局に香港寄港を求めていたが、初めは寄港許可がおりなかった。その後、日本の横須賀に向かった同艦隊に対し、中国当局は入港を許可したが、米国側は進路を変えなかった。また、同時にフリゲート艦「ルーベンジェームズ」の香港入港も断られた。同艦の入港は10月に決まっていた。 荒天回避のため香港寄港を求めた掃海艇パトリオットなども同様に入港拒否された。

米海軍のラフヘッド作戦部長は11月27日、「(拒絶は)驚きであり、建設的でない」として、中国当局の対応を批判した。

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