中国:物価高騰に対処、50万トンの食糧備蓄を放出
【大紀元日本12月15日】中国大陸の物価高騰に対処するため、北京の関係部門は備蓄食糧を放出し、食糧価格の上昇の抑制をはかることを決定した。
「中国証券報」の報道によると、関係部門の許可を経て、安徽食糧卸売市場は競売を実施し、備蓄とうもろこしを放出した。とうもろこしの量は約50万トンで、上海、福建、広東、広西や四川などの備蓄地点からのものであった。
業界関係者の指摘によると、最近における食糧備蓄の放出の背景は、主として需要を満たし、供給を保証することによって市場価格を安定させることであり、今回の放出は、食糧価格の安定に、一定の効果をもたらす可能性があるという。
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