街頭で少女に暴力、職権乱用の横暴さに民衆千人が抗議=中国広西省桂林

【大紀元日本12月15日】中国広西省桂林市象山区市の「城管」(都市の美観を保つ秩序整頓執行者)約20人が12月7日、安徽省出身の少女・蘭遠仙さん(16)に対して暴力を振るい、負傷させた。城管らのやくざのような暴力行為に抗議する民衆約千人が城管らを包囲し、周辺の交通は約2時間麻痺した。当局は警察官百人近くを出動させ、現場の秩序管理に当てた。

城管は大抵給料が低いか無給であり、特別な教育も受けておらず、勝手に罰金を取ったりするなどの職権濫用がよく見られ、暴力団的な振る舞いが目に余り、民衆の間では評判が良くない。

蘭さんの叔父によると、少女は現在も入院中であり、城管らに強く蹴られた胸は未だに痛みが伴い、食事が出来ない状態だという。また、加害者からは謝罪もなく、入院・医療費なども自費で賄ったという。

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