【神韻芸術】感動のストーリーと見直すべき伝統、中国伝統文化を再評価

【大紀元日本2月13日】ニューヨーク発の「神韻ニューヨーク巡回芸術団」世界ツアーで、アジア太平洋地区における最初の公演が2月12日、東京・新宿の東京厚生年金会館で開催された。開場と同時に会場は多くの観客で賑わっていた。観客は、感動のコメントを多く寄せた。

友人に誘われて「神韻芸術祭」を見に豊島区から来られた河村さんは「どれもこれも初めてで、これまでに見たことがなくて、とにかく素敵だった」と語った。ご夫人は、歌も踊りもとても素晴らしかったが、物語の演目に非常に興味を示し、特に「嫦娥、月に奔る」では、9つの灼熱の太陽に苦しまされた人々を助けるために、苦しみを逃れられる仙薬を飲むことなく、太陽と戦った夫は、神弓で8つの太陽を打ち落としたストーリーが印象的だったと語った。

ご夫人は、「中国数千年前の歴史で、例えば唐の時代などはよく分からないが、演目は中国各民族と時代を表現していることは、日本の歌舞伎と感じが似ているので親しみが感じる」と語り、是非友人にも紹介したいし、今後の公演も楽しみにしていると話した。

「是非友人にも紹介したい」と話す河村夫妻(大紀元)

来日して30年余り、浅草で台湾料理の店を経営する余さんは、「モンゴルの踊りと太鼓がとても良かった。自分が好きなグリーンとブルーの色の衣装は鮮やかで本当に奇麗だ。迎春花咲くでは、ハンカチーフで巧みに操り、お花のように爽やかに咲かせた踊りがとても可愛かった」と絶賛した。

また、演目の中身について、中国の伝統や歴史を表現しているとし、特に善いことには良い報いに報われるし、悪いことには悪い報いに報われることを人々に教えることが非常に大切だと示した。

「善いことには良い報いに報われるし、悪いことには悪い報いに報われることを人々に教えることが非常に大切」と話す余さん(大紀元)

調布の国領町から来られた北濱さんと友人は、バックスクリーンの映像が本当に素晴らしいと驚嘆した。

北濱さんは特に「波間で舞う仙女」の踊りが気に入ったとし、物語の演目がとても良くてかったと語った。友人も歌の詩がとても奇麗で、ソプラノの声も美しかったと称えた。2人は共に善悪を区別すべきという物語で心を打たれたとし、「中国文化は素晴らしい。神韻芸術祭を見ていると、中国という国はいい国だと思える」と口を揃えた。

「中国文化は素晴らしい。神韻芸術祭を見ていると、中国という国はいい国だと思える」と口を揃える北濱さんと友人(大紀元)

(記者・余靜)