【神韻芸術】日本公演閉幕、熱演に万雷の拍手

【大紀元日本2月21日】神韻芸術祭日本公演は2月20日、数々の感動を残して大阪で幕を閉じた。女性たちの優雅な舞い、男性の勇壮な力強い演舞、心に響く歌声と二胡の演奏、勇ましい舞踊と太鼓のコラボレーションなど、まさに神々から伝えられた「純粋なる善」「純粋なる美」を体現したステージは、単なる舞台演出の美しさという表面的な感動だけではなく、観客を心底から浄化したようだ。フィナーレでは、ニューヨーク公演を終えた翌日に来日し、疲れを見せない熱演を披露した神韻ニューヨーク芸術団の若き出演者らに惜しみない拍手が送られ、日本人技術スタッフから贈られた、銀色にきらめく花吹雪のサプライズ・プレゼントが最終公演に華を添えた。

優雅な舞踊とリアルな背景幕

舞踊の優雅さ、力強さ、リアルな背景幕が臨場感を高める舞台効果への評価は高い。国会議員や都議、府議、県議、市議などの政治家らも公演を鑑賞し、その素晴らしさに感銘を受けた。

市村浩一衆院議員は「とても美しい舞台。特に、舞踊と背景幕が一体となって、感動を高めている。海外に住む中国人の力強さが感じられた。この公演が世界中に広まってほしい」と高く評価した。

表現力ある演舞

横浜市議会の横山正人市議は、公務で東京公演を見られなかったことから、大阪にかけつけた。「中国の悠久の歴史を感じました。舞台はとても壮観です。『昇華する蓮』は特に深い印象を受けました。三人の女性が信念を堅持したため迫害を受ける、中国で実際に起きていることに衝撃を受けました。演舞者の表情や動作で、言葉がなくても十分理解できました」と、表現力ある演舞を高く評価した。

天衣無縫、一糸乱れない演技

芸術関係者からの評価も高い。大阪市音楽団の辻浩二氏(ホルン奏者)は、一糸乱れずの演舞、天衣無縫さは、信じられないほど素晴らしい」と絶賛した。演奏家であるほか、楽団の制作管理に携わる辻氏は「わたしたちもコンサートを開きますが、ストーリー性があるように考え、多くの人に受け入れられるような舞台はどうやったらできるのか考えます。そういう意味で、今日の公演は本当に驚きです」と語った。

大陸の女性テレビ司会者も絶賛

中国大陸のテレビ局でキャスターを務める女性は、匿名で取材に応じた。「神韻芸術祭公演には、究極の美しさがあり、心も目も楽しませてくれます。人間世界の美だけでなく、天上世界の美しさがそれを上回るものであることを示してくれました。わたしたちは日常生活の幸福だけでなく、天上世界の永久不変の幸福も追うべきだと感じました」と述べた。

最終公演のフィナーレでは、日本側の技術スタッフが芸術団団員らの若さとそのひたむきな努力に感動し、これまでにない演出として、銀色の花吹雪を舞い散らせて熱演をたたえ、有終の美に華を添えた。

神韻ニューヨーク芸術団はこの後、韓国と台湾で公演を行う。

(記者・任子慧、編集・佐藤)
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