人権聖火ドミニカ共和国に到着

【大紀元日本3月20日】人権聖火リレー活動はドミニカ共和国において1週間近く続けられた。人権聖火は南米での最初の地ペルーからドミニカ共和国に到着し、このあとメキシコへと向かう予定。

ドミニカでは人権聖火点火式典が3月12日に首都のサント・ドミンゴにあるパルケ・コロン(コロンブス公園)にて行われた。聖火はアメリカ州柔道において2つの金メダルを獲得したヘイジ・ロドリゲス(Heydi Rodriguez)氏とアメリカ州空手金メダルの持ち主モデスト・ララ(Modesto Lara)氏が参加する聖火隊により市内を通過。この他、キリスト教青年団、キリスト教社団組織、民衆連盟、アルゼンチン学院代表、法輪功協会、大紀元時報および環境保護社団の支持を得た。サント・ドミンゴ市政府も各項目の援助をしている。

ドミニカ人権聖火組織は、今回の活動は、さらに多くの人々にオリンピック開催国である中国が直ちに人権迫害を停止する行動を起こさなければならないことを知らしめるだろうと伝えた。ドミニカ共和国人権組織代表ドミンゴ・ポルフィリオ・ロヤス・ニーナ博士(Dr.Domingo Porfirio Rojas Nina)は皆に良心を呼び覚まし、中国で迫害を受ける人々、特に、法輪功修煉者に関心を持つよう呼びかけた。彼はさらにこの人権聖火が正義および人権、信仰、言論の自由、真、善、忍に対する尊敬を代表していることを強調した。

ドミニカ共和国は数少ない中国共産党との国交がない国だ。中共は積極的な外交を推し進めているがドミニカは台湾との国交をしっかりと保持し続けている。

ドミニカ共和国人権組織社長ヴィルジリオ・アルマンザ(Virgilio Almanzar)氏(中)(大紀元)

アメリカ州柔道金メダリストのロドリゲス氏(左)とアメリカ州空手金メダリストのララ氏(大紀元)

(翻訳・坂本)
関連記事
中国の在メキシコシティ総領事館は5日、メキシコのケレタロ市政府に宛てた書簡で、中国伝統文化の復興を使命とする米 […]
メキシコのカンペチェ(Campeche)から南東50kmにはエズナ(Edzna)と呼ばれるマヤ遺跡があります。近年発掘され、メキシコ政府が力を入れて修復作業を行っている「新たな」マヤ遺跡であると言われています。
映画『2012』の公開により、世界中の人々が末日への関心を高めました。そして、マヤの予言とマヤ文化も再び人々の熱い視線を集めたのです。中でもメキシコは、インディアンにより、独特な文明が形成されました。
「白いピラミッド」は茂陵か 「白いピラミッド」は1912年に発見され、高さ300メートル、底辺の幅は450メー […]
日本政府観光局は1日、新たにドバイ事務所およびメキシコ事務所を開設することを発表した。ドバイは11月15日、メキシコは来年2月に開所式を行う予定。いずれも中東・中南米地域初の事務所となる。