上海直訴者18人、北京天安門前で拘束
【大紀元日本10月3日】9月29日から始まった大型連休で、北京天安門広場に旅行者が大勢訪れている。一方、天安門広場近くの政府当局が、中国人民の苦情を受け入れるために設けた窓口「中南海」を訪ねる直訴者も各地から集まった。上海から来た直訴者ら18人は、10月1日午前10時ごろ、「中南海」の北口付近にたどり着いた突端に、私服警察と警察の車に囲まれ、ほぼ瞬時に全員が車に乗せられ連行された。
目撃者によると、直訴者たちは「中南海」に近づいた時点で、私服警察らに尾行されたという。私服警察らは旅行者に気付かれないように直訴者たちを囲み、素早く車に乗せ天安門広場を離れたという。
事情をよく知る上海直訴者によると、連行された直訴者たちは馬家楼(直訴者たちを拘束する場所)で事情聴取を受けて、同日夜に上海へ強制送還されるだろうという。
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