農民環境保護活動家が温家宝総理を告訴、北京市裁判所受理せず
【大紀元日本11月14日】中国で著名な環境保護活動家・陳法慶氏はこのほど、北京市裁判所に中国国務院総理・温家宝氏を告訴する行政訴状を2度送り、完全な環境保護法および体制改革、中国大陸の環境汚染問題に対する責任を負うことを要求したが、裁判所に受理されなかったという。
陳氏の話では、被告を中華人民共和国国務院総理温家宝とするこの訴状は10月7日に北京市第一中級人民裁判所宛に送られ、裁判所は9日朝には受け取っているが、7日間経ても回答はなかったため、11月1日にも北京市高級人民裁判所に行政訴状を送ったという。
浙江省杭州市近辺の農民である陳法慶氏は、2002年に自宅周辺の石鉱山汚染問題をきっかけに環境保護活動に関わり始めた。2004年全国紙に自費で環境保護公益広告を出したため、中国環境保護公益広告第一人者として知られるようになった。
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