4300年前のピラミッド発見、テティ王の母親の墓か=エジプト
【大紀元日本11月19日】エジプト考古学最高評議会は11日、カイロ近郊のサッカラ砂漠で4300年前のピラミッドを発見したと発表した。これまでに発見されたピラミッドを合わせると、118基目の発見となる。
今回発掘されたピラミッドは高さ5メートルだったが、もともとは約15メートルあったと考えられている。発掘チームを率いたザヒ・ハワス事務局長(Zahi Hawass)によると、発見されたピラミッドは、エジプト第6王朝創設の上で重要な役割を果たしたとされるシェシェティ女王(Queen Sesheshet)のものである可能性が高いという。女王の息子・テティ王(King Teti)は、数十年間王国を統治し、暗殺されたといわれており、今回発見されたピラミッドはすでに崩壊したテティ王の墓の横で発見された。また、すぐ側にはテティ王の妻二人の墓も、100年前と1994年に発見されている。
同発掘チームは、砂の下から石灰石に彫られた碑文を発見し、今後内容の解明が待たれている。また、今後2週間をかけて墓の部屋を発掘し、碑文や石棺など、墓主の証拠となるような遺物の発見を期待している。
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。