【草木染めの植物】薺(ナズナ)

【大紀元日本1月24日】日本全土の道端、土手など荒地にもよく生えるあぶらな科の多年草。果実の形が三味線のバチに似ており、ぺんぺん草とも呼ばれています。春の七草の一つで葉は越年または早春に姿を現わし、3~5月には十文字の白い花をつけます。天日乾燥した全草は菜(せいさい)とよばれる生薬です。

【薬用効果】 薺菜は肝系に働き止血、めまいに、腎系に働き利尿薬として使用されます。一日量は乾燥物30~60g、生なら120~240gを煎服します。民間薬としても同様に常用されますが、下痢止めに葉や根を黒焼きにして服用することもあります。

【食用】 邪気を払い、万病をさける正月七日の七草粥には欠かせません。ナズナをナナクサと言い、単独で粥にする地方もあります。また、若芽はお浸し、あえもの、てんぷらにして食されます。

【染色用】 若葉は薄いアルカリ性の水で煮出した後、中和して染液とします。オリ-ブ色に染まります。

ナズナ(撮影=大紀元、08年3月24日)

(文・ハナビシソウ)

関連記事
アメリカがん協会の最新報告によると、癌の死亡率は数十年にわたって持続的に減少しています。しかし、1990年代以降、特に若年成人の大腸がんの症例が増加しているといういくつかの例外的な状況が懸念されています。
エポックタイムズが入手した文書と一連の電子メールによると、CDCはワクチン導入直後から、死亡に至ったワクチン接種後の症例に介入し始め、時には検査官の見解を覆していたことが示されている。
  科学者たちは、50年前にイースター島で発見された化合物の秘密を、今なお解明し続けている。そこで細 […]
多くの糖尿病患者は、診断された瞬間から食事の問題に真剣に向き合うようになりますが、多くの人々が糖尿病患者はでんぷんや糖を絶つ必要があると誤解しています。また、砂糖を摂らなければ血糖値が高くならないと考える人もいます。
お米の発酵水は、善玉菌(良い腸内細菌)を補給し、「リーキーガット(腸内毒素によって腸壁の粘膜がダメージを受け、漏れやすい腸)」とも呼ばれる状態の修復に役立つことは、研究によって支持されています。