神韻韓国公演、芸術・文化界の著名人を魅了

【大紀元日本2月11日】8日午後5時、米国神韻国際芸術団の韓国公演が、いつまでも鳴り止まぬ拍手喝采の中、ついに幕を閉じた。韓国の2大都市テグ(大邱)とソウルで行われた9日間にわたる11公演は、満場の観客に感動を与えたばかりか、政財界や芸術・文化界の多くの著名人をも魅了した。

1月30日夜7時半、神韻のアジア公演は、韓国の五大劇場の一つでテグ市にあるスサン・アートピア(Su Seong ARTPIA)劇場で幕を開けた。上品で物静かなことで知られる韓国の観客が一様に手に何か持っている。涙で濡れたハンカチやティッシュである。

最初の演目『五千年の文明を拓く』の幕が開き、瑞雲が漂う天国世界が観客の眼前に豁然と現れた時から、韓国の人々は神韻が見せてくれる純善純美の正統な中華文化に魅了され、感動に打ち震えた。

神韻国際芸術団団長の李維娜氏は、神韻が韓国でこれほどに強烈な反響を引き起こした理由を次のように分析する。

「韓国の人々は中国の文化を深く理解している。そのため、内に込められた真の奥深いものに接すると、すぐに心に打ち響くものを感じるのだろう。特に、芸術関係に従事している人やその面に造詣の深い人は、常日頃文化の根源を捜し求めているため、神韻公演の輝くような美しい色彩の、えもいわれぬ動きを目にすると、心の奥深くに眠っていたものが一瞬にして共鳴するのであろう。」

以下に、鑑賞に訪れた多くの著名人のうち、芸術・文化界の人たちを一部紹介する。

姜申星一氏:超ベテランの著名俳優で、韓国映画協会の理事長も務めた。「すばらしい。俳優は本当に大したものだ。あっという間に時間が過ぎた。」(撮影=金珍泰/大紀元)

ヨ・ウンゲさん:『チャングムの誓い』でチョン尚宮を演じた実力派俳優。「ただ単なる舞踊を超えて、人に生きる道を悟らせてくれた。」(撮影=金国煥/大紀元)

パク・ウンス氏:『チャングムの誓い』で厳格な教官シン・イクピルを演じたベテラン俳優。「もしこの公演が中国で行われたら、中国の人々は180°考え方を変えるにちがいない。」(撮影=金国煥/大紀元)

金鎮黙氏:著名な音楽評論家。「どの演目も天衣無縫で、けちのつけようがない。完璧だ。」(撮影=金国煥/大紀元)

林洙弘氏:韓国国宝文人協会会長で詩人。「昇華された本当の人間性を見つけたような気がする。」(撮影=鄭仁権/大紀元)

朴載槿氏:国際舞踏連盟韓国本部理事で、大韓舞踏学会副会長。「神韻は、本当にすぐれた公演は経済危機の時期であっても、いかなる影響も受けないということを証明してくれた。」(撮影=金珍泰/大紀元)

朴在東氏:著名な政治漫画家。「本当に陶酔の域だ。いつまでもその舞台を見続けていたかった。」(撮影=鄭仁権/大紀元)

黄元哲氏:著名な西洋画家。「演技は非常にピュアーで、世界中の人々や芸術家が自由の精神と高貴な人間性を取り戻す契機となる。」(撮影=鄭仁権/大紀元)

権相拘氏:大韓民国親環境芸術協会会長。「まるで天上の仙女と神仏が下界に下りてきたようだ。」(撮影=金珍泰/大紀元)

※米国神韻国際芸術団は、今日(11日)の東京公演を皮切りに18日まで、名古屋、広島、大阪で計7公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。

(翻訳編集・瀬戸)