神韻名古屋公演:農学博士、伝統文化・芸術の継続を重視

【大紀元日本2月14日】微生物学の権威である大宮邦雄・農学博士(三重大学元教授)は13日、愛知芸術劇場大ホールで開かれた神韻国際芸術団公演を鑑賞し、色鮮やかに繰り広げられる舞台の美しさに感嘆するとともに、天上の神々を敬うことなど、日本人が学ぶべき点を取り上げ、絶賛した。

大宮氏は、「本当に美しかった」と舞台に繰り広げられた演舞を激賞した。また、日本の天孫降臨の神話のように、天上の神々が地上に降りるというストーリーを指摘し、神仏を大切にすることで人間の道徳を保つという重要なメッセージがよく伝わったという。

大宮氏によると、微生物学の研究は、各研究者の過去の業績が集積したものであり、文化も同様に古代から連綿と伝えられるという継続性が重要であることを指摘した。

演舞者らの動きは、大陸の中国人には見られないもので、在外の華人ならではのものであることも指摘した。

大宮氏はさらに、自らの微生物研究は過去の先達らが積み上げてきたもので、文化・芸術も類似していると指摘した。中国は文化大革命で伝統文化のほとんどを失ったことから、神韻公演を鑑賞することで、文化の復興を図ることの重要性を強調した。

(記者・佐藤)