福建省農民1000人、土地補償問題で北京デモを計画
【大紀元日本2月15日】福建省莆田市の676戸3千人の農民が、土地収用の補償問題をめぐって、国務院の不作為を訴えたことに関し、北京高級人民裁判所が法律に則って同件を立案しようとせず、また北京市人大常委会が法律監督の責任を果たそうとしないことによって、農民は問題を解決してもらえる唯一の希望を失った。これに対して、農民代表の黄維忠さんは、農民1000人を集め北京でデモ行進を行う計画を明らかにした。農民たちの目的は国務院へ提出した訴えの受理を促すことである。
黄維忠さんは取材に対して、デモ申請書はすでに用意しており、2月25日に一部のデモ活動責任者たちと「集会デモ行進法」および「北京市実施(集会デモ行進法)方法」の関連規定に則り、郵便・電報・電話またはその他の形で、北京へデモ行進申請を提出する予定だという。公安機関がこの申請を受理しなかった場合、黄さんたちは北京市公安局本部を訪ねると示した。さらに、3月の中共両会会議(人民代表大会と政治協商会議)期間中に北京市でデモ行進を行い、全国人民代表大会開催時に訴えを行うという。
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