神韻広島公演:石橋県議「中国伝統文化の甦る日を切望する」

【大紀元日本2月16日】神韻芸術団による世界巡回公演は、三つの神韻チームによっておこなわれる、延べ300回に及ぶ史上空前の大ツアーである。その三チームの一つ、神韻国際芸術団による広島公演が15日、世界平和の中心都市・広島で感動のフィナーレを飾った。

神韻日本公演は今回で3回目、うち広島では初めてのお披露目である。

この神韻日本公演に、広島県議会議員・石橋良三氏は祝辞を寄せ、その中で「多くの方々にこの優雅な神韻芸術団の舞台を見て頂く事が、経済発展により置き去りにされてきた我が国の伝統文化の再興にもつながってくると期待していると共に、中国国内においてもこのような伝統文化が甦る日が来ることを切に願っております」と述べている。

広島公演夜の部の前半を終えたところで、石橋氏とご夫人に感想を聞いた。

「研ぎ澄まされた芸術性の高さに感動しました。同時に、最初の演目にお釈迦様が出てこられましたが、アジアの大きな歴史と文化の流れを受け、またその恩恵を受けて日本文化もあるという連続性を感じて、日本人として大変嬉しく思いました。孫悟空や三蔵法師のお話などは、私も子どもの頃から親しんでおり、日本人で知らない人はいないくらいですね。司会者のお二人も良かったです。テノールやソプラノの歌手による独唱も、特に歌詞がすばらしくて感動しました」

中国の法輪功迫害に関する演目について、石橋氏は次のように述べた。

「演目の背後に、あのような残酷な人権迫害が中国にあることを、多くの観客が感じ取ったと思います。しかし私は、今のような迫害の状況がいつまでも続くとは思っていません。どうかしっかりと信念を貫いてください。我々は応援いたします。広島は世界平和の中心ですので、この広島で神韻公演がおこなわれた意義は非常に深く、神韻を世界にアピールする良い機会だと思います。その努力をされた皆さんに敬意を表します」

また石橋氏のご夫人は、次のように述べた。

「初めて見せていただきましたが、皆さんの情熱をとても感じました。映像の美しさと、皆さんの洗練された練習の成果を十分に見せていただきまして、ありがとうございました」

※神韻芸術団は広島公演に続いて、18日に大阪で公演を行う。詳しくは日本公演公式HPをご覧ください。

(記者・牧)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明