【英国通信】一味違った復活祭

【大紀元日本4月16日】今年は4月10日(金)から4月13日(月)は、イースターウィークエンドでした。クリスマスと違い、プレゼントやカードを送らなきゃというプレッシャーは少なく、気候も良いので、家族が一緒にリラックスして迎える週末です。日本人の私にとってはゴールデンウィークの感覚です。

イギリスでは春の生命の息吹を祝って、卵、ひよこ、ウサギがシンボルとして使われます。特に卵の形をした大型チョコレートが、あちこちの店先に並びます。休暇の初日にあたるイースターフライデー(金曜日)はイエス・キリストが十字架に掛けられた暗い日。その三日後に復活するので、イースターマンデー(月曜日)は喜びで溢れた日。私は土曜日に、教会とは関係なくエコ関連のイベントで折り紙で作った蓮の花を配る機会に恵まれました。せっかくのイースターだから、小さな卵型のチョコレートを真ん中に入れて「日曜日にご家族が祝う時にどうぞ」と手渡し、とても喜ばれました。

そして月曜日の朝、教会に向かう近所の人にばったり出逢いました。聞くところによると、毎年月曜日は、日曜日の礼拝のために大掛かりに飾った生け花を解体して、独り住まいで外出できない人に配りに行く日とのこと。そこで、イースターエッグ入りの蓮の花の話をしたら「ちょうどいいわ。」と、家に立ちより、目の色を輝かせて、残りの花を全部持っていってくれました。

因みにこの蓮の花は、オーストラリアのPetals of Peace(平和の花びら)運動の一環で配っているものです。中国系オーストラリア人の ファードゥちゃん家族が中国に行った時、法輪功の迫害が始まり、お父さんが中国政府に「何かの間違いじゃないか」と手紙を書いたら、捉えられ殺害されてしまいました。その後、幼いファードゥを連れてお母さんが世界中を回り「どうかお花を折って全ての人に伝えてください」と呼びかけ、この運動が始まりました。www.petalsofpeace.comに行かれると(英語ですが)子供用の物語がダウンロードできます。お花の作り方も最後に図解入りで説明されています。

近所のカフェでは、この蓮の花に小さなヒヨコを入れて飾っています。

(縁)
関連記事
昨年、バスリエでは入浴剤に関するアンケートを1000人規模で実施。その結果では入浴剤を使わない理由や、それとは反対の使用する理由、普段使いの価格帯などさまざまなことが判明しました。今回はその規模をはるかに超える、19000人規模の大調査を実施!入浴剤使用頻度や使用する理由・しない理由などより精度の高い調査となりました。
2024年3月度のインターネット詐欺リポートでは、三菱UFJ銀行とメルカリのフィッシング詐欺が増加している点を取り上げます。
農業総合研究所が全国のスーパーマーケットで展開している2,000店以上の「農家の直売所」の出荷データによりますと、春の葉物野菜全般が価格高騰しています。特に高騰が著しいのが、ブロッコリーです。
〜今人気のペットが明らかに!〜
2024年のゴールデンウィークは、コロナ禍から完全に解放され、「行きたいところへおでかけ」「この地域だからこそ楽しめる体験」が人気を集め、行き先が分散化していることが特徴です。