壮大、六千人の地上絵=台湾・世界法輪大法デー祝賀

【大紀元日本5月12日】今月13日の世界法輪大法デーに因み、創始者・李洪志氏が中国で法輪功を伝えてから17年目を記念し、世界各地で祝賀行事が行われている。

台湾では9日朝、六千人の学習者が台湾南部の墾丁の埔頂草原に集まり、学習者が学ぶ、創始者の著書「転法輪」の地上絵を作り、法輪大法が世につたわる喜びと、氏への感謝と尊敬を表した。

一斉に5つの功法を行う6000人の学習者たち(撮影=呉柏樺/大紀元)

この地上絵を企画した鄭其美さんは「『転法輪』の地上絵を作ったり、『李洪志』の漢字3文字を作ることは台湾では初めてのことです。しかも、私達は台湾の人文字パフォーマンスの参加者最高記録を更新しました」と話した。またロケ地を担当した陳貴林さんは、たくさんの学習者が不眠不休と強風の中、地上絵作りに励んだと話した。

後ろに太平洋と大尖山を望む埔頂草原では、希望と光を象徴する有名な灯台「鵝鑾鼻(オルァンビ)燈台」も見ることが出来る。

「例年、世界法輪大法デーは台北中心地にある旅行者で賑わう国立中正記念堂や台湾中部の観光名所で開催していたのですが、南部に移動して開催するのはこれが初めてです」と陳さんは話した。

9日午前10時、黄色と白の煉功服をまとった6000人の学習者が地上絵を作り、その後五つの功法をして李洪志氏の誕生日をお祝いした。

また、午後には天国楽団が、雄大な海を見下ろす鵝鑾鼻燈台で演奏を行った後、墾丁の繁華街をパレードで行進した。墾丁と鵝鑾鼻燈台は台湾南部の観光名所で、大陸からの観光客も多く、突然の天国楽団の演奏に、多くの人がカメラを手に見入っていた。

墾丁の繁華街をパレードする天国楽団(撮影=李願/大紀元)

台湾の法輪大法学会事務局長・洪吉弘さんは「誰もが感謝の気持ちからここに集まったのです。ここに参加することは神聖で意義があることです」と話した。

この企画には様々な人々が集まった。もっとも年長の人は98歳の台南市から来た馬さんで、もっとも若いのは4歳の徐法恩ちゃん。

馬さんは自身の修練体験をこう話した。「法輪功をはじめる前はとても体が弱く、薬を飲んだり注射したりすることで日々を過ごし、自分は死んだほうがましだと思っていました。けれど10年前に法輪功を学ぶ好機を得て、わたしは苦しい病から開放されたのです」 4歳の徐ちゃんは、台北からお父さんと一緒に来ていて、他の学習者と同様に足を組むと「わたしは小さな修練者。法輪大法好!先生お誕生日おめでとう。」と話した。

92年5月13日、中国の長春で李洪志氏により広まった法輪功は17年後の現在、およそ世界80カ国以上の人々に伝わった。2000年同日、学習者たちは世界に法輪功の良さを知ってもらうため、初めて「世界法輪大法デー」を定めた。

(記者・敖曼雄、翻訳編集・西村)
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