中国インターネット利用者、世界最多3億3800万人

【大紀元日本7月26日】中国インターネット・インフォーメーションセンター(CNNIC)が7月24日に、第24回中国インターネット発展状況統計報告を発表した。報告によると、2009年6月30日の時点で、中国インターネット利用者数が3億3800万人に達し、米国総人口の3億700万人を超え、世界最大規模になったという。

中国でブロード・バンドの利用者は3億2千万人で、総利用者数の94・3%を占めている。また、携帯電話でインターネットを利用している人口が1億5500万人もいる。その他に、中国では210万のウェブ・サイトがあり、1億以上のブログが利用されているという。

中国のインターネット普及率は早いスピードで穏やかに上昇し、利用者数が世界トップではあるが、インターネットにおける言論等の自由度は多くの国より低いのが現実である。中国のインターネット監視制御問題は常にニュースとして報道されるため、言論の自由がないことは世界に知れ渡っており、多くのネット利用者も不満を覚えている。

しかし、中国国内の印刷物メディアおよび伝統的な電子媒体(記録メディア、データメディアとも)に比べれば、インターネット上の情報空間および言論空間はまだ余裕があるようだ。

(翻訳編集・余靜)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明