米高級ホテル一泊19ドル、必死の生き残り作戦

【大紀元日本8月15日】経済が不況の中、高級ホテルも生き残りをかけて、ユニークな宿泊プランを打ち出している。米カリフォルニア州サンディエゴの高級ホテル「ランチョ・バーナード・イン(Rancho Bernardo Inn)」は8月限定で、一泊19ドルの格安プランを販売している。

このホテルは、3つのプールとスパ、ゴルフコースを備え、通常の宿泊料金は200ドル以上。しかし、今回同ホテルが打ち出した「サバイバー・パック(Survivor Package)」は、客に提供するサービスを最低限に抑え、その分料金を安くするというもの。ホテルが提供するのは、部屋と小さなテントのみで、ベッドや冷房、照明、タオル、トイレットペーパーはなしという、素泊まりのようなプランだ。高級リゾート地に、キャンプする感覚が味わえる。

同ホテルの総支配人、ジョン・ゲーツ氏は「ホテルの施設をお客様にアピールして、次に通常料金で宿泊してもらうことを望んでいる」と話す。

ゲーツ氏は、同プランの宿泊客が、ホテルのレストランやスパ、ゴルフを利用するので、必ずしも利益が出ないわけではない、と話している。

(翻訳編集・叶子)

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