<中共政権樹立60周年> 言動制限を強化、僧侶も対象へ

【大紀元日本9月26日】中国大陸では、人権活動に関わる僧侶が相次いで当局による取締りの対象となっている。中共政権樹立60周年を目前に控え、当局は直訴者や異見者への拘束をエスカレートさせているが、僧侶もまぬがれなかったようだ。

RFA(ラジオ自由アジア)23日付の報道によると、北京郊外に2年間住んでいる果実僧侶は最近、アパートの大家から部屋を出ていくように言い渡された。大家によると、警察から圧力がかかったという。果実僧侶は契約が12月まであることを訴え、なんとかアパートを出ずに済んだが、60周年の10月1日には家から一歩も出ないという約束をさせられた。

果実僧侶は「私のアパートは天安門広場から遠い。国慶節のために、なぜ警察がそこまで怖がるのか理解できない」と憤慨する。

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