60周年閲兵式、費用は国家機密?=中国
【大紀元日本10月11日】中国当局が今月、派手に演出した60周年閲兵式典には、果たしてどれくらいの費用がかかったのか。香港紙「蘋果日報」9日付の評論は、費用の公開が国民に怒りと失望をもたらすことを中国当局は恐れており、数字は公表されていないと伝えている。
同紙の報道によると、中国の国家予算の運営は、世界で最も規制・監督に乏しく、これほど透明性に欠ける国はないといわれている。北京政府の最優先事項は、権力の強化、反対勢力の撲滅、政治実績のキャンペーンで、国民のための支出は後回しだ。
中国当局は昨年、およそ3千億元(約3兆9千億円)を費やし、史上最も贅沢なオリンピックを開催した。その費用のうち、警備だけでも31億米ドル(約3千億円)かかったと米紙「ウォールストリート・ジャーナル」が伝えている。
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