オバマ大統領訪中:学生との懇談会、「厳密なコントロール」
【大紀元日本11月18日】中国訪問中のオバマ大統領は16日、上海で500人の学生との懇談会に出席し、参加者やインターネットサイトからの質問に答えた。ワシントンポスト紙は、同イベントの参加者は厳しい選抜を経ており、大多数は共産党員であると報じた。国内情報筋からも確認されている。
今回の懇談会は上海科学技術博物館で行われ、上海の名門大学・復旦大学の学長が進行役を務めた。駐中国米国大使ジョン・ミード・ハンツマン氏が大統領に同伴した。
大統領は冒頭の挨拶で、米中の協力は両国にさらなる繁栄と安全をもたらすとし、「米国は永遠に全世界にとって最も基本となる原則を代弁する(中略)。自由の表現、宗教崇拝の自由、情報を得る機会、政治への参加。これらは皆、普遍的な権利であり、少数民族や宗教信仰者を含め、すべての人々が享有すべき権利である」と語った。
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