神韻芸術団オタワ公演、中国伝統文化ブーム!

【大紀元日本1月5日】昨年11月に米国で幕開けした神韻芸術団世界ツアー。カナダのオタワでは今年3公演(1月10日と11日)を行う予定。主催者側によると、開演半月前にして、チケットはすでに完売した。現地では中国伝統文化のブームが引き起こされたという。

昨年、この公演を観賞したという一人の観客は、今年の公演のために2枚のチケットを購入した。「こんなに素晴らしい公演は、何回でも観るべきですね」と語った。

同じく昨年の公演を観賞した一人の女性観客は「今年は、親戚一同のために14枚のチケットを購入しました」と述べた。

都市近郊の旅行会社は、公演のための観賞ツアーを主催するなどして、現地で中国伝統文化のブームを引き起こした。

主催者側によると、今年は、チケットを購入する華人の観客が非常に多いそうである。自分と家族のために4枚のチケットを購入したという年配の華僑は、「この公演をとても観たくて、一年間も待ち続けました」と話した。

オタワでの同公演は2007年からスタートし、2008年と2009年は2年連続、満員御礼になったと主催側は説明した。

ハーパー首相やオタワ市長などから、主催者側に祝電が贈られた。ハーパー首相は神韻芸術団の公演について、「この公演は中国伝統文化の最高の宴」と評した。

ハーバー首相の祝電(大紀元)

ニューヨークを拠点とし、海外の華人アーティストが加盟する「神韻芸術団」は、2004年から世界300以上の都市で世界ツアーを行ってきた。今や失われつつある中国5千年の伝統文化の神髄とその崇高な美しさを、各民族と各時代の伝統舞踊、古典楽器の演奏、歌などを通して舞台に再現しており、世界各地での公演は高い評価を得ている。観客からは、その踊りや音楽の高度なテクニックが融合された美しい舞台に魅了されると同時に、中国伝統文化の奥深さに深く感動したとの声がよく聞かれたという。

日本では3月4日から17日まで、埼玉、東京、神奈川、福岡、広島、兵庫で計12回の公演が行われる予定である。公式サイトは、こちら。お問い合わせは、電話:03-6380-6131まで。

(記者・梁耀、翻訳編集・叶子)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明