著名写真家バート・スターン、神韻にくぎづけ

【大紀元日本2月23日】写真家バート・スターン(80)氏が20日夜、ニューヨークで上演中の神韻(Shen Yun)芸術団の公演を鑑賞し、演目の内容に魅了された。マリリン・モンロー最後のグラビア写真を撮影したことで知られているスターン氏は、マリリン・モンローを始め、オードリー・ヘプバーン、エリザベス・テーラー、マドンナなど世界中で愛された名女優の写真を撮り続けている世界的な写真家。

世界巡回公演中の神韻芸術団は、米ニューヨークに拠点を持ち、海外在住の華人アーティストが中国の伝統文化の復興を志し、中国古典舞踊や伝統音楽などを用いて芸術を表現する活気溢れるグループ。2004年の7公演から今年の欧米・アジアを合わせた300以上の公演にまで発展した。世界中の文化芸術、音楽、教育、ビジネス、行政など各界の人々から高い評価を得ている。

スターン氏と同行して20日夜の公演を鑑賞したマグス・マウロさんは、同氏は神韻の全ての演目に釘付けだったと話す。「演出はわれわれの想像を越えています。色が鮮やかで、バックスクリーンも真に迫り、それに素晴らしい踊りが加わり完璧な出来栄えです。これほどパーフェクトな舞台は今までに見たことがなかった」と興奮気味に話した。

スターン氏はテレビで神韻の広告を見て今回の公演を知ったという。スターン氏の連れで、インディアンナ大学演劇部を卒業した名雑誌モデル兼女優のラベンダー姉妹は、神韻の製作者は素晴らしく注目に値すると称えた。

スターン氏に同行したマグス・マウロさん(潘美霊/大紀元)

歴史上最も優れた写真家として知られているスターン氏は映画監督も務め、1950年代に開催されたのち、世界3大ジャズフェスティバルと呼ばれるものの1つを企画映像として撮影した「真夏の夜のジャズ」は、世界に類をみないほどの傑作とされ、米議会図書館が「極めて文化重要度の高い映像」だとして収蔵している。

神韻芸術団は3つの団からなっており、その一つ、神韻ニューヨーク芸術団は現在、韓国を巡回公演中で、3月4日~17日には、日本の6都市でライブ付きの公演を行なう。

くわしい情報は、神韻芸術団公式サイト、ならびに日本公演サイトまで。

(記者・潘美霊、翻訳編集・豊山)
関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明