京大名誉教授・音楽評論家「特色ある民族舞踊を堪能」

【大紀元日本3月19日】3月17日、今年の神韻日本公演における最後の開催地・西宮は、朝から穏やかに晴れた好天となり、会場には多くの観客が来場した。

17日の昼公演を見た音楽評論家で京都大学名誉教授の鴫原真一氏は、昨年に続いて2回目の神韻鑑賞。公演終了後、同氏に感想を聞いた。

「この会場(兵庫県立芸術文化センター大ホール)は舞台も広く、音響も良いため、ステージに迫力があった。バックスクリーンの映像も鮮明で良い。舞踊については、特に群舞の面白さ、フォーメーションの面白さが卓越していた」

印象に残った演目について聞いたところ、鴫原氏は舞踊のなかでも特に民族舞踊の演目を挙げて次のように述べた。

「昨年はあまり気がつかなかったが、モンゴルやチベットなど各民族の舞踊が鮮明にとりあげられていたのが印象的だった。民族によってダンスのリズムが異なるのを、変化をもって見られたのが良かった。そうだ中国は多民族国家なのだ、という新しい認識を、今年の神韻鑑賞を通じて持つことができた。男性の舞踊は勇壮、女性の舞踊は東洋人の繊細な感じがよく表れていた」

今回初来日した神韻芸術団オーケストラは、西洋の楽器と中国の伝統楽器を融合させた世界でも珍しいオーケストラである。同オーケストラの伴奏について鴫原氏は、「西洋音楽に耳が慣れた人でも中国音楽を聴かされているという感じがなく、現代にふさわしいアレンジメントが効いているということだろう。中国古来の古楽ではないにしても、現代の観客が聴くためにはこれが妥当なのだと思う」と語った。

また3人のソリストによる独唱について同氏は、「3人とも豊かな声量だった。特に最後のテノール歌手などは、マイクなしでも十分可能なほどの声量であり、楽しく聴かせてもらった」と述べた。

(牧)