【神韻公演】ロータリークラブ幹事「中国本土での神韻開催を願う」

【大紀元日本2月25日】今年の神韻日本公演は、ついに最後の開催地、兵庫県の西宮に来た。公演は2月21日夜の1回のみである。同日の夕刻、会場の兵庫県立芸術文化センターには、2年ぶりにこの地を訪れた神韻の人気を物語るように、開演を待ちわびる多くの観客が開場時間の前から会場につめかけた。

前半の演目が終わったところで、西宮ロータリークラブ幹事の飯森隆年さんに感想を聞いた。

「五千年の歴史を継承していること、そしてそれがこうして残されていることがすばらしいと思います。その一語に尽きます」

前半を見たなかで、どの演目が印象的だったか聞くと、飯森さんは次のように答えた。

「バックスクリーンから出てくる孫悟空の物語は、子供にも分かりやすいと思いますね。それから蓮の花の舞踊も、とてもきれいでした。チベット民族の踊り、台湾のアミ族の踊りも良かったです」

また神韻の音楽について飯森さんは、「中国伝統楽器と西洋の楽器が融合したオーケストラの生演奏も、美しかったです。舞台の上の踊りとぴったり合っていました。よく訓練されているな、と思います」と語る。

神韻の各演目のもとになっている中国伝統文化は、天上の神から伝えられた文化、すなわち神伝文化と呼ばれている。そのことについて飯森さんは、自身が神社の宮司でもあることをふまえ、次のように述べた。

「(神伝文化を通じて)中国本土が本当に平和になってほしいと思います。そしてこの神韻公演が、いつか中国で開催されることを願っています」

 (牧)