犬の専門家が解説 子犬があなたを好きな10のサイン

子犬は人間の言葉を話すことができないため、言葉によってその気持ちを理解することはできません。しかし、犬の専門家によると、人々は子犬のボディランゲージを通してその感情を判断することができ、いくつかのサインから子犬があなたを好きかどうかを見分けることができるといいます。

イギリスでペット同伴可能なホリデーコテージを運営する会社「Canine Cottages」は、同社のウェブサイトで次のように述べています。子犬がしっぽを振ったり、私たちがリードを手に取ると鳴き声を上げたりするのは、興奮していることを示しているのは周知の事実ですが、実際にはどれほど興奮しているのでしょうか。

同社は犬の行動専門家にインタビューを行い、子犬の舐める行動やおねだり、吠える行動の背後にある本当の意味を理解しようとしました。では、いったい何が最も子犬を興奮させるのでしょうか。

同社は実験を行い、さまざまな状況下における子犬の心拍数の反応を測定し、飼い主のどのような行動が最も子犬を興奮させるのかを調べることにしました。

その結果、飼い主が子犬に「愛しているよ」と伝えたとき、心拍数が46.2%増加することが分かりました。これは、愛犬家がこれまで心の奥底で感じてきた思い、子犬は確かに人を深く愛しているということを裏付けるものです。

これに対して、飼い主が子犬を抱きしめた場合は心拍数が22.7%増加し、飼い主が子犬を見るだけでも10.4%増加しました。

同社は子犬があなたを好きな10のサインを、以下のように挙げています。

1. 舐めることやキス

ときどき「ありがとう」を表すための軽い舐めから、情熱的なキスまで、これらはすべて子犬が感謝の気持ちを表す方法です。絶えず舐め続ける子犬もいれば、通りすがりに素早く手をひと舐めする子犬もいます。どちらの場合でも、それは本物の愛の確かなサインです。

2. 寄り添うこと

あなたの子犬があなたのそばや膝の上、足元で丸くなるなら、それはできるだけあなたに近づきたいという気持ちの表れです。まるで抱きしめるように体を寄せてくることもあります。子犬は安心できる相手にしか寄り添わないため、これは間違いなく愛の表現です。

3. あいさつ

あなたが子犬にあいさつすると、尻尾を振ったり、跳びはねたり、体をくねらせたりすることがあります。それはあなたを愛していて、会えてうれしいからです。しっぽを振ることが常に喜びを意味するとは限りませんが、あいさつのときに振っているなら、それは愛のサインです。

子犬のしっぽ(GettyImages)

4. おねだり

おねだりは食べ物のためだけではありません。多くの子犬は、吠えたり、前足であなたの足を引っかいたり、頭をあなたの膝や隣のソファに乗せたりして、あなたの注意を引こうとします。撫でてもらうのが好きで、大好きな人からの関心を求めているのです。

5. 気前のよさ

自分のお気に入りのおもちゃを飼い主の足元に持ってくる子犬もいます。これは一緒に遊びたいという意味であり、あなたを信頼している証でもあります。大切なおもちゃをあなたに渡すのは、あなたと楽しく遊べると分かっているからです。多くの子犬は人を見極めるのが得意ですので、おもちゃをくわえて遊びに来るなら、それは信頼と愛の表れです。

6. お腹を見せる

子犬があなたにお腹を見せたり、胸を上にして仰向けに寝たりするのは、完全な信頼と愛の表現です。子犬にとってこれは弱点がさらされる無防備な姿勢です。そのため、寝返りを打ったり仰向けで眠ったりするのは、さりげなく「あなたを信頼しています」と伝えているのです。

お腹を見せる子犬(Shutterstock)

7. 忠誠心

子犬には群れを守ろうとする本能があります。あなたを愛しているなら、どんな危険からも守ろうと最善を尽くします。ですから、通行人が近づきすぎたり、近くでトラックのタイヤが破裂する音がしたりして不安そうにするのは、あなたへの忠誠心や守ろうとする気持ちの表れにすぎません。

8. 跳び上がる

私たちは子どもの頃からペットに跳びつかないよう教えますが、実際にはこれも愛情表現の一つです。あなたを見た興奮が勝って、跳び上がって迎え、新しいにおいを嗅ごうとするのです。次に子犬が跳び上がってあいさつしてきたら、すぐに叱らないでください。

小さな女の子と跳び上がる子犬(Shutterstock)

9. あなたの物を壊す

信じられないかもしれませんが、これも愛の表れです。物を盗んだり噛んだりするのは注意を引くためですが、留守番中やあなたを恋しく思っているときにそうするなら、それは愛から来ています。噛むことでエンドルフィンが分泌され、子犬はリラックスできます。さらに、愛する人のにおいがする物なら、なおさら安心できるのです。

10. つらいときにあなたのもとへ来る

子犬は助けが必要なとき、私たちがそばにいてくれることを理解しているようです。体調が悪いときには前足を上げて助けを求めたり、頭を私たちの膝に乗せたりします。これは私たちへの大きな信頼の表れです。

イギリスの『デイリーエクスプレス』の報道によりますと、「Canine Cottages」の犬の行動専門家エマ・スケールズ=シオボルド(Emma Scales-Theobald)氏は、愛情表現とストレスや不安のサインを見分けるために、愛犬のボディランゲージに注意を払う重要性を強調しました。

彼女は次のように述べています。「子犬の行動を理解することで、あなたとの絆はより深まりますし、感情的なニーズに応えることもできます。愛情のサインとストレスのサインの違いを知ることで、健康状態にも十分に気を配ることができます」

(翻訳編集 解問)

陳俊村