鉛中毒の児童が大幅に増加=湖南省
【大紀元日本3月27日】児童の鉛中毒が問題となっている湖南省郴(ちん)州市では、日に日に被害者の人数が増加している。昨年に大勢の被害を受けた児童が検査されたが、今年もまた新たな被害者が続出している。同市衛生局22日のデータによると、鉛中毒と診断された児童は45人に達し、うち30人は郴州市中病院で入院治療を行っている。
この他に成人152人が鉛中毒と診断され、検査中の患者もいる事から、鉛中毒の人数は今後も増加していくと見られている。「中国日報」が伝えた。
湖南省郴州市衛生局24日の報告によると、今月16日から23日までに同市で血液検査を受けたのは375人に上り、このうち26人の血液から基準値を超える鉛が検出された。
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