<青海大地震>死者791人に 救援待つ被災地

【大紀元日本4月17日】中国青海省玉樹地区で14日に発生したマグニチュードM7・1の大地震で、中国当局最新の発表によると、死者はすでに791人を超え、負傷者は9110人に達した。

被災地では余震が続いている。15日早朝8時までに記録された余震は750回以上、震度はほとんどがM3・0以下。

大勢の住民が倒壊した建物の下敷きとなり、救助を待っている。しかし、救出活動は難航しており、死傷者の数はさらに増えるとみられている。

現地ではテントを含む救援物質が不足している。多くの被災者が氷点下の夜を露天で明かした。

(写真:読者提供)

(翻訳・叶子)

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