初日、上海直訴者が自殺 前日にも会場で抗議者=万博の犠牲になった人々
【大紀元日本5月5日】5月1日、上海万博開催初日、直訴者が監禁や警察の暴行に自殺で抗議する事件があった。その前日も、「万博難民」と呼ばれる強制立退きの被害者が、万博会場内で抗議する事件が発生。「万博の花火が空に打ち上げられた瞬間、私の心も空中で破裂した花火のように割れてしまった」と、上海万博のために犠牲となった人々が、心から叫ぶ。
自殺を図った範さん
開催日の二日前から家に監禁された直訴者の範詩銘さんは、5月1日朝、家の近くで少し散歩しようと家を出たところ、警察に捕まえられ、近くの公安局出張所に拘束された。拘束中もひどく殴られたため、範さんは警察の暴行に抗議して金属を呑み込んで自殺を図った。一命は取り留めたが、食道にひどい傷を負った。
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