北京五輪の柔道金メダリスト、薬物陽性で出場停止処分 「金」も剥奪

【大紀元日本5月11日】2008年北京五輪の金メダルリスト、78キロ超級の佟文(ドンウェン)選手に、金メダル剥奪と2年間の出場停止の処分が下された。2009年8月のオランダ世界選手権の薬物検査で陽性反応が出たことが理由。5月7日、国際柔道連盟(IJF)がチュニジアで開催した会合で発表した。

情報によると、同処分の執行期間は2009年8月30日から2011年9月1日まで。柔道選手委員会委員の資格も剥奪された。

一方、中国メディアは、コーチの説明として、食事の豚肉に違法化学物質が含有されていたため、薬物検査で陽性反応が出たと報じている。

4月末、2000年シドニー五輪の体操女子団体総合で銅メダルを獲得した董方霄(ドン ファンシアオ)選手を、規定参加年齢の14歳に達していなかったとして、国際オリンピック委員会(IOC)理事会が失格処分を下し、中国チームのメダルを剥奪したところだった。

(翻訳編集・叶子)
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