ダム補強工事後3日で決壊 下流7村が避難=湖南省

【大紀元日本5月12日】湖南省で5日、ダムが決壊して下流の村に住む村民が避難する事態が発生した。

「三湘都市報」によると、5日午後、湖南省郴州市で大雨が降り、中秋田ダムのゲートから水がにじみ出し決壊。幅10メートルの大きな穴から大量の水が流れ出し、下流域にある7つの村の村民が避難した。ダムの補強工事が終わってからわずか3日目の出来事だった。

初期の観測によると、100畝(1畝=6・667アール)以上の農田が水に浸かり、下流の村民1千500人が安全のため避難したと伝えられている。

現地の村民によると、中秋田ダムの建設は60年代から始められ、現地政府はほぼ毎年、ダムの補強工事を行ってきたという。最近の工事は09年9月に着工したもので、今年5月2日に完了していた。

「補強工事が終わったばかりのダムがなぜ決壊したのか」と村民や外界からは疑問の声が上がっている。同市安仁県委員会弁公室は、救援作業を優先し、原因究明の調査は後で行うとしている。

(翻訳編集・坂本)
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