米中戦略経済対話 人民元問題、「焦点ではない」が年内切り上げか

【大紀元日本5月25日】米国と中国が外交安全と経済分野での協力関係を討議する閣僚レベルの「米中戦略経済対話」が24日に北京で開かれた。安保では韓国海軍の哨戒艦沈没に関する北朝鮮への対応、経済では人民元相場切り上げが焦点となる。しかし、中国側の報道によると、人民元切り上げ問題について踏み込んだ議論を行わなかったという。

大手ポータルサイト「新浪財経」は、「中米経済対話が開幕、人民元問題は焦点ではない」と題する記事を掲載し、「人民元切り上げ問題は今回の会議の核心ではないと双方が了解している」という内容だった。

それによると、会議に先立ち商務部と財政部は今回の対話の重点内容を公表する際、人民元問題に触れなかったという。また財政部は記者会見で中米両政府が人民元切り上げ問題について「静かに」話し合うことを望んでいると発言した。

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