アイスランド火山、再噴火近いか 予想規模は前回10倍

【大紀元日本5月28日】欧州の空の便などに大きな混乱を招いたアイスランド火山噴火。一時は沈静化したと見られていたが、再噴火の可能性が高くなっている。

ロンドン大学の科学者らが、氷河底火山であるカトラ(Katla)火山が、3月と4月に発生したエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火よりも大きい規模で噴火する可能性があると警告した。「魔女の火山」と呼ばれるカトラ火山が噴火すれば、その規模は前回の約10倍と予想されている。

ロンドン大学の科学者の報告によると、最近同火山の活動が通常期の2倍に増加しているという。5月21日には、カトラ火山付近で12時間以内に4回の火山性地震が観測された。これは、3月21日未明に発生したエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火以来の記録である。エイヤフィヤトラヨークトル火山は、4月14日にも大噴火している。

エイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火していた主な期間である4月には、欧州の空の便などに大きな混乱が生じた。前回のような混乱を避けるため、アイスランドのオラフル・グリムソン(Olafur Grimsson)大統領は、すでに欧州の各国政府に警告を発し、各国政府および航空会社に、カトラ火山の噴火に備えるよう呼びかけた。

(翻訳編集・趙MJ)
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