ウクライナで「神韻公演」難航 大統領に米国会議員が書簡、支持表明

【大紀元日本5月29日】世界四大陸100以上の都市を席捲し、3つの分団で巡回公演を行っている「神韻芸術団」(本部ニューヨーク)の公演がウクライナ南部の都市オデッサ(Odessa)で難航している。5月28日に予定されていた公演が、中国大使館の圧力により直前にキャンセルされた。米ラッシュ・ホルト下院議員など複数の議員はウクライナ大統領に書簡を送り、中国当局の圧力に屈しないよう求めている。

海外の華人アーティストで構成される「神韻芸術団」は、中国政府から独立した民営団体。今や失われつつある中国伝統文化の神髄を、「純善、純美」をテーマに再現することを目指し、中国共産党管轄下の中国大陸とは異なる文化と芸術を表現している。世界各地で行われている公演は中国当局からの圧力を頻繁に受け、今年1月にも香港公演が開演を目前にキャンセルされた。理由は、技術スタッフの入国ビザが却下されたためだった。

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